占いなんて当たらん!当たらん!当たらん!
こしなかです。
攻撃的なタイトルで書いてみる月初ブログ。
正直、占いは当たらないです。
正確に言うと「当たらない時がある」ですね。
そりゃそうやろと言われそうですが
占いには「受け持つ範囲」があると思いますし
一つの問題に対して、
・占いで判断する部分
・占い以外の感覚で判断する部分
後者は要するに一般常識を含む判断という意味ね。
どういうこと?と思った方もいると思いますが
こう考えてみましょう。
————–
例
今日、仕事が辛くて勤務時間中にバックれて帰宅してしまいました。
明日もシフトが入ってるのですがどうしたら良いでしょう?
————–
まず、「どうしたら」の方向性を定める必要があります
質問内容次第ではあるけど、
やっぱり本人の意向、方針は大事です。
→「まず、あなたとしてはどうしたいの?」と聞き、何を占うのか絞っていきましょう。
そうすると大体以下の4種類になるかな。
1 明日も休みたい
2 もう合わせる顔がないのでこのまま静かに辞めたい
3 明日は出勤したい
4 それ以外
ここからが占いの出番
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1「明日も休みたい」だった場合
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・休んだらどうなるかを占う
└職場の状況
└同僚の気持ち
└上司の気持ち
└自分の立場、他
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2 もう合わせる顔がないのでこのまま静かに辞める場合
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静かに辞めるという方針であれば、
「辞めた方が良いか」、「辞めない方が良いか」は占わない
・なので、「辞め方」を占う
└メールで伝える
└電話で伝える
└店に伺い直談判
└だんまりを決め込み時間切れ狙い
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3 明日は出勤する場合
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バックれといて平和に進むわけがないので、出勤=謝罪はマスト
・出勤時にとるべきリアクションを占う
└誰に、何を、どう、謝るのか
└謝り方の姿勢、言い方
・出勤したらどうなるのか、周りの雰囲気を占う
└周りは自分をどうみるのか
└熱りが冷めるまでの期間、それまでのマインド
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4 それ以外の場合
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それ以外なので今は割愛。
ざっくりですが、どんな質問であっても
占いを行うべきポイントが存在すると思います。
その占いを行うべきポイントを絞るために
状況における前提をよく把握しましょう。
仕事バックれたんだから、
さらに明日も休むと、特例を除き、ほぼ首に近づくでしょう。
→どんなに良い結果、良いカードが出てもこの前提は崩れない。
明日出勤する場合は
まず怒られることが大前提です。
なので出勤するなら謝る事は100%セットです。
→どんなに良い結果、良いカードが出てもこの前提は崩れない。
一般常識に捉われるな!と教えてる方もいますが、
一般常識って
めっっっっっっっっっっちゃ大事ですよ。
あなたは常識にとらわれない世界で
生きてるかもしれないけど(この表現嫌い笑)
少なくとも関わる相手は
一般常識の中で生きてるわけですからね。
(ここ忘れがちな初学者さん多い)
これも鑑定時における、占い師側の思考の一部にすぎません。
この他にももっともっと鑑定するために汲み取らなければいけない要素はあるはずです。
だからこそ、こうした要素をフル無視で
完全に1から100まで全て占いに頼ると・・・・
当たらない!
こんなん書くと、「占いは当たり外れではない」
と返ってきそうですが、わかります。
でも、それは占いを知ってる我々側の感覚であり、
相談者レベルだと、
なんだかんだ「当たり、外れ」で判断しますよ。
これはもう仕方ないです。
立場上、相談者様の世界に響く回答ができないとダメ。
万が一当たりに近くても、占いのみで得られる言葉って
ふわー、ぽわーっとしてませんか?
それはそれで世界観としては悪くないけど
明日という現実を進むのは相談者ただ一人です。
なので、綺麗事だけではあかんよ。
それで、この記事のタイトル、という話。
占うからこそ、真実から逸れてしまうこともあるよ。
だから、当たらん!と誤解を招くワードで書いた次第。
占い師が占いに溺れてしまうと
良い答えなんて出せないですよ。
良い答え=相談者にわかりやすい答えということ。
占いを使えるあなたが、
相談者のからの悩みを聞く
のではなく
話を聞くあなたが、
占い「も」使ってコミュニケーションをとる。
これが正解です。
仕事バックれたのはぶっちゃけその人が悪い。
で、明日どうするか、という現実的な悩みに、
天使さんや悪魔さんをキャスティングする必要はないのです。
ほなの!
こしなか 左京
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