こしなか左京

2025 / 02 / 06 こしなか左京, ブログ こしなか 左京

 

はい、こしなかです。

最初に言うけど、今日のタイトルは賛否両論あると思います。

 

 

もちろん、覚えないでOKという意見もある。

カードの出方とか、雰囲気とか、

そういったカードに書かれていない事象を

回答のニュアンスに取り入れる。

これだって立派な占い方のひとつよ。

 

 

ピンと降りてきた！という感じで、

カードから伝わってくるものは

カードの意味でも、書いてある数字でもない場合がある。

占いって不思議な瞬間もあるものです。

 

今回はそういう意見を全否定したいわけではないのですが、

私も長く占い業界に関わってるし、

この辺の「覚えない」という考え方を

一周も二周もした上で、今感じてることを書いてます。

 

 

 

結局カードの意味、、、

覚えなきゃダメじゃね？

 

 

 

みなさんいかがでしょうか？

 

「それは占いじゃないわ、この変態大仏」

と思っちゃった？

 

 

私が言いたいことは、

意味を覚えなきゃだめとはいえ

意味をそのまま伝えましょう、なーんてことは言ってません。

 

 

占い師って、言葉を使って相談者様とコミュニケーションを取ります。

 

占術は会話するための道具であり、

結局は占い師の先生とお客様の会話で成り立ちます。

 

会話のために必要なのは、絶対的に「言葉」

 

 

極論を言いますね。

 

カードの意味はあえて覚えないままで、

「感じたもの」をお話しすることで、

 

 

あなたの語彙力

増えるんですか？

 

 

 

彼女と別れます！とか

会社クビになります！など、

残酷なことは、例えピンときても伝えませんよね？

 

その時点で、あなたの語彙力選択肢の中から、

「ズバッと言う」選択肢が使えないことになるんですよ？

なので、ピンと来たとしても、あくまで接客業。

他の言葉や表現を使わないとダメなんです。

 

そうなってくると、

 

どれだけの言葉や表現力が

あなたの中にインストールされてるか

その在庫数(語彙力)で勝負しなければいけないのです。

 

だからこそ、在庫数はあればあるだけよいです。

だって選択肢が増えるんだから。

 

カードの意味そのままであったとしても

語彙力在庫の中に抱えておくメリットは十分にあると感じるのです。

 

 

もう一度言いますね。

 

カードの意味はあえて覚えないままで、

「感じたもの」をお話しすることで、

 

あなたの語彙力・・・増えますか？

 

感じたものをお話しすると言っても、

事実上、あなたの語彙力在庫の中からの言葉をチョイスする形でしょう？

 

 

感じたまま言う場合に限って、

普段使わないワードが降りてくる、

なんてことはありえない。

 

 

当然、

「いや、私は違います、占いになると普段は使わない言葉がたくさん降りてくるんです」

 

と思った方もいると思いますが

 

私からしたら、

それ実はあなたがすでにインストールしてた

素敵な言葉なんです。

と思ってしまいます。

それはそれで素敵です。堂々としましょう。

 

 

話を戻そう。

 

占いってそんなに単純ではないから

カードの意味真正面のワードでは解決できないことが殆どだよね。

 

でも、十分に語彙力を上げて沢山言葉をインストールしてる方が

感じたままに回答する場合であっても

余裕を持って対応できる状態だと思いませんか？

 

 

 

実は・・・・・・・

 

 

 

数日で占い師プロデビュー！なんて広告を最近見ました。

数週間でプロに！は今までもありましたが

数日でプロに！は初めてです。

 

そのLPに、覚えないでそのまま伝える！云々の内容が書かれてたんですね。

 

 

言いたいことはわかるけども、、

 

 

そりゃ、覚えることを省くわけだから

やり方によっては1日でデビューできる・・のかもしれない。

 

正論言いたいマンではないけどさ、

あなたにとってはそれが近道かもしれないけど

ショートカットしてはいけない部分まですっ飛ばすと

置き去りになるのはなんでしょうか？

 

 

 

 

 

 

 

 

 

相談者様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、横着は必ず相談者様に不安を与える原因になりかねません。

ショートカットはだめ、絶対。

 

何事も経験、1日でも早く現場に、という意見はわかりますが

お客様は本気で相談してくるわけですから

失礼の無いように全力で向き合ってください。

もしそこがかけてるなら時間をかけて補いましょう。

 

結局は覚えることは大事、というお話でした！

 

ほなの！